7. グジャラート州(4/2-4/5視察結果)
「排気ガスの蔓延する街・アーメダバード」
■ 地域情報
GDP: 6.59% (5th) of Total GDP
面積: 196,024 平方キロメートル (5.96% )
人口: 60,384千人 (10th / 4.99%)
州都: Gandhinagar
主要言語: Gujarati

グジャラート州は、インド国内で工業生産が最も盛んな州であり、国内の約38%を占めている。特に化学工業、製薬工業が盛んで、ジャームナガルなどにコンビナートがある石油化学製品はインドの約62%、医薬品は約35%が同省で生産されている。また、同州はインド西海岸に位置しているため、ユーロ圏やアメリカ、中東・アフリカ大陸との輸出入の際の戦略的な中継地点として非常に重要な地域として位置付けられる。
同州としても海外からインドへの投資を促進するために、以下のような告知及びサミットを計画して投資を促している。
■ 現地視察レポート(Ahmedabad)
2012年4月2日~5日、グジャラート州の最大の都市・アーメダバードを視察した。視察は主に、Sarbarmati Riverの西側の新市街と東側の旧市街とに分けて行った。

[新市街]
(1) one corner of University Area
University Areaは市街の喧騒から離れた静かな空間であった。軽食や飲料を販売する個人商店が並び、ここにも携帯関連の店があった。インドでは、携帯関連のお店とバイクが本当に溢れている。

(2) one corner of University Area

(3) DEVNANDAN MALL
Ashram Marg沿いに、DEVANDAN MALLあり。このMALLは、まだ工事中の段階であったが、一階の外側部分のテナントには一部企業が既に入居していた。その中のひとつにマルチ・スズキの販売店があった。インドでのマルチ・スズキのステータスの高さは目を見張るものがある。周辺の環境と比較して非常に裕福な住宅の庭に、マルチ・スズキのスイフトが停車してあったり、タクシーやオートリキシャ以外で道路を走行している車の中で、マルチ・スズキの割合は高かったりと、インドにおける一大ブランドを築いていることを実感する。このモールにおいても、マルチ・スズキのショールームはひときわ目立っていた。ショールームに展示車両が6台ほどあり、その展示車両の数も群を抜いて多い。


(4) Shiv Theatre
旧市街には見られないような、シネマコンプレックス・タイプの映画館も新市街にはあった。

(5) Gandhigram 駅付近
新市街は、立派な建物(最上段左写真奥)の手前に建て壊し後の建物のがれき(最上段左写真手前)がある。都市がこれからさらに変わっていくのであろう。インドのでのビルの建て方は、日本のそれとはまったく異なるように思える。建設中のビル(最下段左写真)は、一目では取り壊し中の建物なのか、建築中の建物なのか区別できない。また、パナソニックの家電製品広告用のトラックを途中に発見。



(6) & (7) Juna Vadaj Bus Terminus
Juna Vadaj Bus Terminusを過ぎると、これまでの街の雰囲気が変わり、数キロに及ぶ長いスラム街が続く。


[旧市街]
(a) Sidi Saiyad Masjid 周辺


(b) Sidi Saiyad Masjid 周辺


(c) Relief Rd

(d) Ahmedabad駅

[その他]
Ahmedabadに滞在した日数は4日。他の都市でもそれなりに、車やバイクの排気ガスにより、喉に違和感を感じることは少なくなかったが、Ahmedabadの排気ガスは、これまでのと比べると断然多い気がする。実際、2日目にして、排気ガスで喉に違和感を覚え、2日目の途中から、外を歩く時には、タオルで顔をマスクするように覆い、排気ガスから少しでも逃れるように努めるようになった。この違和感は、私だけではないようだ。事実、市街でバイクに乗っている人の何人かは、同様にタオルで顔を覆っている。この排気ガスの程度は、深夜、交通が少なくなるまで続く。数日の滞在ではあるが、非常に深刻に考えるべきものだと感じた。特に、旧市街で酷い。
[視察を終えて]
今回の視察では、主にAhmedabad市街を中心に回った。グジャラート州は、製造業や石油関連業、そしてインドで最大の取扱量を誇るカンドラ港などインドの各産業の重要な拠点を多く有している州であり、かつGandhinagar(州都)は、インドで2番目の計画都市でもある。次回は、グジャラート州の産業拠点やGandhinagarへの視察を行い、グジャラート州の理解をさらに深めていきたい。

