現地レポート

22. ラジャスターン州(5/3-5/4視察結果)

「観光都市・ジャイプール」

 

 地域情報

GDP: 4.15% (8th)  of Total GDP

面積: 342,239 平方キロメートル (10.41% )
人口: 68,621千人 (8th / 5.67%)
州都: Jaipur
主要言語: Hindi and Rajasthani

ラジャスターン州は、インドの州の中で最大の面積を有する州である。同州の産業としては、鉱物、農業、そして繊維が主な産業に位置付けられている。繊維産業においては、ポリエステル繊維の生産はインドで第二位の州である。

また、同州は、街並みすべてがピンク一色に統一されている「ピンクシティ」と呼ばれるジャイプール、豊かな水が醸し出す美しさと安らぎの「湖の町」ウダイプル、建物が青色で統一されている「ブルーシティ」ジョードプル、黄色の砂岩で築かれた砂漠の街のジャイサルメールなど、数多くの観光地があり、インド屈指の観光地域といえる。


(左から順に、ジャイプール、ウダイプル、ジョードプル、ジャイサルメール)

 

 

 現地視察レポート(Jaipur)
2012年5月3日~5月4日、 ラジャスターン州の州都・ジャイプールを視察した。

 

(1) 旧市街

旧市街は、ピンクの城壁に囲まれ、ピンクに統一された建物が並んでいる。街は、新市街と同様に店舗や住宅が並んではいるが、すべてが同色に統一されていることもあってか、旧市街のすべてが観光のために存在しているようにも思われた。

 

(2) 新市街

新市街は、比較的広い道路の両脇に大小様々な店舗が並んでいる。旧市街に比べて、交通量に対して道路の幅が広く、余裕がある印象を受けた。

 

(3) Airport 周辺

エアポート周辺は、新市街よりさらに道路に余裕がある。道路両脇の店の規模や数も少ない。一方で、新市街では見られなかった大規模なビル(中段右端は、建設中のWorld Trade Park)、比較的大きな企業の事業所やショッピングモール等も見られ、また建設中の場所も多く感じた。

 

(4) その他 (デリーからジャイプルへ向かう列車の車窓から)

デリーからジャイプールの間は、ずっと下のような景色が続く。はるか先まで穀倉地帯が続く地域であり、ジャイプールが農業の盛んな地域だということを改めて感じた。ある農村では、トラクターも列車から確認することができた。

 

 

[視察を終えて]

ジャイプールの視察を終えての感想は、ジャイプールは観光地であり、観光資源の保存に重点が置かれているため、新しい産業や企業等は、市街中心から離れた場所にあると感じた。実際に、Mahindra World City もジャイプール郊外に位置しており、次回の視察においては、郊外への視察の検討も必要と感じた。

また、ジャイプール市街は他の都市に比べて、インドの経済発展を肌で感じる頻度が少なかったように思う。ジャイプールで出会う物乞いの人々の数が多いとも感じた。街として観光が重要な産業であるためか、観光客慣れしており、一般の価格から桁違いにかけ離れた金額を要求してくるリキシャドライバーがとても多く、さらにはローカルバス係員までも規定外の値段を提示してくるようなこともあった。